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自然に関する気になるニュース

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 雪の壁の高さからも

 その冬の降雪量や気温がわかるなぁ

 

 /渋峠 : 2003年春 
 仲間達との 東京~寺泊リレーラン





 
 
 
自宅de仕事デーの日は、時間があればネットニュースをていねいに見たりする。

今日は自然や環境に関するニュースで気になるものがいくつかあったので、
記録しておきたい。
(ヤフーニュース、他より)
 
 
1)オーストラリア 2008年よりリサイクル下水を飲む決断 干ばつのため
2)クマ殺処分1900頭超 絶滅の懸念も 本年度・東北 
3)2006年度 世界的暖冬の例
4)氷河の減少、80年代の3倍…気候変動で環境も変化
 
 
 
 

1)オーストラリア 
2008年よりリサイクル下水を飲む決断 干ばつのため

(ヤフーニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000514-yom-int)

住民に下水再利用の是非を問う住民投票をする時間の余裕もないほど
切迫した状態のようだ。
 
 
「水戦争」という言葉を聞いたことがある。
砂漠の地域やアフリカ大陸などでの民族紛争の一部は、
民族的な争いや政治・宗教的な争いだけでなく、
「水の奪い合い」がベースになっていることも少なくないのだと。
 
ある人から、
日本の天然水もアメリカの企業に買収され、
ブランド名をつけて高い値段で逆輸入されているものがあると聞いた。
私達が知らない間に、自然からの授かりモノであったと思っている水が、
特定の資本のものになってしまっているのだと。
 
日本で大干ばつが起こったとき、そばの山の水を飲もうとしたら、
窃盗犯で逮捕される事だってあるかもしれないのだ。
そう考えると、恐ろしい。

 
 
他、オーストラリアに関する情報・・・
  
今年に入り、オーストラリア気象局は他より速いスピードで
温暖化の影響を受けていると発表。
 
また、オーストラリアは気温上昇のスピードも世界平均と比べて速く、
最も暑い年の記録上位20のうち15は1980年以降の年で占められている
とのこと。
(「不都合な真実」でももっとも暑い年の記録に関して、
 似たようなことを言っていた)
(ヤフーニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070103-00000507-reu-int)


昨年11月、オーストラリア全土で
過去1000年で最悪の干ばつが発生しているとの発表。
 
土地の人々に語り継がれてきた記憶の中でも最悪であり、
今世紀最悪で、かつ、2世紀中(白人入植が行われて以来)でも最悪の状態らしい。
(AFP BB news http://www.afpbb.com/article/1067774)
 
 
 
昨年からの厳しい干ばつにより作物が採れず激しい物価高騰になっているだけでなく、
地中から蛇が大量に発生し、住民への警告もだされているようだ。
 
 
 
 
2)クマ殺処分1900頭超 絶滅の懸念も 本年度・東北
(ヤフーニュース、河北新報 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000007-khk-soci)
 
2006年度、まだあと数ヶ月あるのに、東北6県で
この一年で熊の殺処分数が1900頭を超えたのだそうだ。
 
 
 
これだけでも私は驚いたのだが、
この数字、全国で処分された熊の数の4割。
このエリアの前年度頭数の5倍を超えたのだそうだ。
 
 
 
今年は熊が眠らない(冬眠をしない)という話を最近も聞いていた。
(昨年100年に一度の大寒波だったロシアで、
今年は観測史上初の暖冬のため熊が冬眠しないのだそうだ)
 
また、日本でも昨年は、
里に下りてくる熊が増えて人間とのトラブルが絶えなかった。
 
 
 
森や山の木の実が不作なのか、
それとも人里の食べ物の味を覚えてしまったのか・・・
 
熊のこの行動は何を意味しているのか・・・?
一体、この国の森林になにが起こっているのか・・・?
 
 
 
 
3)2006年度 世界的暖冬の例
(ヤフーニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000044-mai-soci)
 
エルニーニョの影響だそう。

「影響」であって原因ではない。

エルニーニョの発生する仕組みはまだ詳しく解明されていないようだが、
熱帯の太平洋の気象や
ひいては地球全体の気象の変化と関連しているといわれている。
 
その気象には、私達の暮らしから発せられるエネルギーやCO2だって
影響しているといえるわけだから、
極論を言ってしまえば、
自分たちの暮らし方が自分たちの環境を作っている ってことになろう。
 
 
 
数十億年の地球の歴史から見たら「異常」気象ではなく
正常の範囲や一過性のものと見ることもできるのかもしれない。
 
 
 
ただ、環境の変化のスピードがとても速い時代に生きているということと、
想定の範囲を超えた規模の気象現象や環境の変化が起こっていることは
どうやら間違っていなさそうだ。
 
 
 
 
4)氷河の減少、80年代の3倍…気候変動で環境も変化 
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070130it04.htm)
 
氷河が溶けていくスピードが80年代と比べて3倍になっていると、
国連環境計画(UNEP)が1月29日に発表した。
 
調査によると、世界の9山脈、約30か所の氷河で縮小の状態を調べたところ
2000~05年の間に観測された氷河融解のスピードは
約20年前の1980年代のスピードの3倍だという。
 
映画「不都合な真実」でも、30年前と今の氷河の風景の違いを何例か見て、
目に見えてその縮小わかって驚いたのもつかのま、
公の機関がそれを実証するデータを公表したってことで、
またまた驚いている私だった。
 
知らないでいることが幸せなものもあるが、
環境破壊、環境の急激な変化については
知らないでいることは恐ろしいことだとますます思った。

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