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2007年02月26日

リーダーのためのコミュニケーション講座

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 交流から

 ネットワークが生まれる

 
 /ヤツデの花 :
  2006年秋 浜離宮恩賜庭園(東京都港区)
 
 
 
  
エコツーリズム・コーディネーター養成講座の中日午後、
一番聞きたかったセッションを中座した。

自分が仕事で講師を務めなければならなかったからだ。


 

ある都市の市民活動やボランティアリーダーのための研修会、
3回シリーズの3日目を担当していた。

リーダーのためのコミュニケーション講座だ。
 
 
 
12月にも一度その地区の別のところでやったが、
そのときは30名ほどだったのが、今回はその半分の人数で、
小ぢんまりしていた。

その分、前2回の講座ですでに打ち解けた雰囲気ができあがっていた。

 ・人間関係の心理学(交流分析)による
  自分自身のコミュニケーションパターンの再確認

 ・コミュニケーションとは、
  自分と他者の間でどういう事が行われているのか

 ・その際に大切にしたいポイントは何か

などの内容で、途中質問も飛び交い、和気あいあいと講座が進んだ。

少人数ならではのゆったりした時間の流れだ。
 
 
 
自分のコミュニケーションのクセや、コミュニケーションのスキルを知るだけでなく、
この講座自体がコミュニケーションの練習の場、交流の場もねらいとしてあったので、
グループワークで大いに交流を深めていただく。

リーダーとして、各々自分の所属するグループをまとめていくのに
いろいろなご苦労を体験されている。

リーダー歴も様々な人たち同士が、
それらを互いに語り、分かち合うことで、
リーダーの先輩は初心に戻り、後輩のメンターとなり
リーダーの後輩は、苦労を乗り越えてきた先輩方の話に耳を傾けていた。

活動はそれぞれであっても、同じ地域で活動している方々。

ぜひこれをきっかけに、リーダー同士が支えあうネットワークが生まれたり、
互いの団体が交流するようになったり、
コラボレーションが生まれたりすることを願ってやまない。
 
 
 
講座が終わったらすぐ、電車に乗ってとんぼ返り。
またまた「受講生」の立場に戻って、私は私の学びを深め
夜の交流会で、メンバー同士の交流を深めたのだった。

様々な場所で、様々な活動をしている人たちの話が聞けて、
とても刺激になった!
いい出会いをありがとうございます!

2007年02月21日

エコツーリズム・コーディネーター養成講座

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その地域では「あたりまえ」の生活文化や習慣も、
他の地域の人には、新鮮でワクワクして面白い体験なのだ!

左:ヤギ汁とお盆に食べる炊き込みご飯/2005年夏 波照間島
右:潮干狩り(しまんちゅ&旅先で出会った仲間達)/2006年夏 波照間島
 
 
 

2月22日~24日の3日間、全国各地から、
エコツーリズムという概念を理解し実践していきたいと考えている人たちが集まった。

すでに第一線でガイドやコーディネーターとして活躍している人から、
これからの人、興味を持って学びたい人など、様々だ。
 

幅広い盛りだくさんの内容は、まだまだ消化しきれていないところもあるが、
非常に勉強になった。
 

 
 
講義でいろいろな話を聞いて感じたことは、
「エコツーリズム」について話し合う時に、
その対話に参加する者同士の間で共通の前提を持たないと、
平行線をたどったり対立するばかりになる危険性がある、ということだ。
 
 
 
たとえば、 
●「エコツーリズムとは何か?」の共有。

この言葉には、
概念・理念・考え方のレベルから、実際の実践方法まで幅広く含まれている。
また、かかわっている人たちがどういう業界や立場の人かで、
定義が様々なのが現状のようだ。

賛成だ、反対だという前に、
今言っているエコツーリズムは、「考え方」なのか「具体的な方法」なのか、
誰のどういう立場からの意味合いなのか、
また、今はどういう風な定義を前提としているのかを共有しないと、
話し合いにならないだろう。
 
   参考:「エコツーリズムとは」 日本エコツーリズム協会(JES)
        http://www.ecotourism.gr.jp/ecotour.html
  
 
●「資源」とは何かの確認

エコツーリズムで言う資源は、自然環境や野生生物だけでない。
地域の歴史、伝統文化、生活文化、
農産物、人々の暮らしの知恵、地域の人そのものなども含まれる。

「資源の活用」といった時、それらの「何」を指して言っているかによって、
それが相手が考えている資源と違っていたら、
「資源」という言葉を使っていても会話は成り立たない。
 
「私の今言っている資源とは、○○のことで」という前置きがあるだけで、
相互理解のあり方が違ってくる気がした。
 
たとえ、互いに異なった意見であっても、だ。
資源のとらえ方にどういう違いがあるかが、明確になるだろう。
 
  
●地域(フィールド)の特性によって違うアプローチがあることの確認

その地域またはフィールドの自然度によって、
3つの類型に分けられていることを知った。

さらに、それぞれで違った取り組みが必要であろうことを理解した。

1)豊かな自然を資源とする地域

   協定やルール作成などにより、
   今の自然環境の保存・保全・保護といったことへの取り組みが必要となる。

2)多くの来訪者が訪れる観光地

   自然的環境の復元や創出。管理など。

3)里地里山の身近な自然、地域の産業や生活文化を資源として活用する地域

   人の手の入った二次的自然の保全、維持や復元、管理など。
 
 
そして、エコツーリズムの実践をしようとしている地域が、
これらのどの類型の特性を持つか、
また、何を資源としてみなしているのかを共有しておかないと、
その地域にからむ様々な立場の人たちの利害関係が先にたち、
保護派と活用派に分裂し、話し合いが泥沼化しそうな気がした。
 
 
 
現在、エコツーリズムについて、
様々なところで様々な話し合いがなされているようだが、
はたして、どういう土俵の上でなされているのだろうか、
気になるところだ。
 
  
  
ところで、エコツアーというと、
よく海外の雄大な自然の中を行くような旅のイメージや、
国内だと自然の中で活動する(時に環境に無頓着に)旅のイメージがあるようだが、
日本では、単に自然環境と絡めた観光やツアーでなく、
その地域にまつわる歴史や、
培われてきた人々の生活の知恵や伝統文化に触れることも含めた方が
現実的だろうということも、講義で聞いた。

私が、エコツーリズム・コーディネーターの講座に参加したきっかけは、
そういう「なつかしさのある心の故郷」のような地域へ旅をし、
旅人の立場からではあるが、
それを守りたい、そのよさを発揮してもらいたいと思う体験をし、
その地域に私なりに貢献できることがないかと思ったからだ。
 
私自身は、実を言うと環境や観光の専門家ではない。
また、地域の未来に対してどういう選択をするかは、
その地域の人たちの問題だ。
 
それでも、選択肢の一つとして、
現在このような考え方や実践方法もあると
参考にしてもらうことは、無駄にはならないと思っている。
 
環境破壊や、利権にまみれた地域特性に合わない開発のためでなく、
そういうものから守りたいからこそ、
地域の人たち自身に、
エコツーリズムという考え方・実践方法があることを知ってもらいたいと、
今の私は考えている。


 

2007年02月06日

パワーストーン&ネイチャーフォト

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 森の古老は
 ここで過ごしてきた
 長い年月の間
 どんなことを見てきたのだろう?
 
 /富士山麓 : 2007年冬 

 
 
石のお店と、ネイチャーフォトの写真展に行ってきた。
いろいろな角度から、地球に触れた1日。

 

一週間ほど前、たまたま通りかかったネイティブアメリカンのジュエリーショップで
石とシルバーのペンダントを買ってから「石」に関心がでてきた。
ネットの写真で見るだけでは飽き足らず、
パワーストーンの店に行ってみることにした。

お店は、本当に石だらけ。
地球の大地から取り出される石たち。
宝石や、貴石・半貴石、鉱物、パワーストーンやらヒーリングストーン・・・
いろいろな名前で呼ばれている石たちには
なんとたくさんの種類があるのだろう! と驚く。

画像で見るのと、
本物を目の前にして、さらに見るだけでなく触ったり感じたりするのはやはり違う。

日常で見る「地面」からは想像できない、
カラフルで鮮やかな色が地中に埋まっているから面白い。

大地が動いて摩擦や圧力がかかったり発熱したりする中で生まれてくる石たち。
地球が動いている(生きている)産物だとあらためて思う。
  
 
 
 
店中の石をひとしきり見た後は、ネイチャーフォトの写真展に。
地球(ほし)の旅人」と題された、
最近活躍している3人のネイチャーフォトの写真家の展示会だ。

動物、山岳、風景など、それぞれの視点から、
生き物や自然の姿を写している。

これがまた、どの人の作品もとてもすてきで、
思わず一枚一枚の前でしばらく立ち止まり、
そこから放たれているエネルギーにあやかりたいと思ったほどだ。

動物達の躍動感や息づかい、
息を飲むような美しい、様々な風景の中にある色、形・・・。
 
 
 
写真家の一人の人に、こんな意味のコメントがあった。

「美しい風景がいつまでも残っていてほしい」
「一期一会の風景に出会うと、神様がそれを撮らせて下さっている様に思う」

私も、感動する風景にであったり、それをカメラに収めることができたとき、
それと同じような気持ちになるので、
その人のコメントにとても共感できた。

おこがましいが、同じような感覚を持つ人がいるということもまたうれしかった。
 

  
「地球の旅人」 東京都写真美術館(恵比寿)で、今月18日まで開催中。
 
 
作家:
 
 前川貴行 http://www5d.biglobe.ne.jp/%7Ealaska/
   ホッキョクグマや白頭ワシなど酷寒地の動物達の、
   躍動感あふれる「生きている」ことが伝わってくる姿が印象的だった。
 
 菊池哲男 http://www.t-kikuchi.com/index.html
   日本アルプスの山岳写真、街明かりと山のシルエット、星たちと山などを展示。
   あーー、また山に登りたい! そんな気にさせられた。
       
 林 明輝(りん・めいき) http://homepage2.nifty.com/rin-meiki/index.html
   水の風景や、森林の風景などを展示。
   個人的には、この人が切り取る「色」の美しさにとても心惹かれた。

   自然は人知れず、こんな美しいドラマを繰り広げているのか、
   私も、これからもたくさんの感動する自然の風景に出会いたい、そう思った。
  
   林さんのホームページに表示される写真の半分が
   今回の展示会でも紹介されている。
   ミズバショウの写真と、蛍の写真は、webサイトで見ても美しいが、
   会場の大きな写真は、それはそれは美しかった!