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ベランダの小さな世界

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 小さくたって一人前


/ベランダにて:2006夏







6月の半ば頃気がついたのだが、
ベランダの鉢植えに、カマキリの子どもが住みついている。

 

もうかれこれ2週間が経つ。

体長は頭から胴体の先までまだ1.5cmほどだ。

私が顔を近づけると、
顔をこちらに向けて警戒して、カマに力がこもる。

小さくても、いっちょまえに大人のカマキリと同じ形をして、
同じような態度をとるから面白い。

 

うちは、マンションの2階。
どこからどうやって、ここにたどり着いたのだろう?
とても不思議だ。

 

しかも一匹ではない。
多い日は3匹見つけたことがある。

ここ2~3日は1匹だ。
他の仲間はどこへ行ったのだろう?

 

2週間、時々見ていたら、
少しずつだが大きくなっているようだ。
「ここ」で暮らしていける食べ物があるのだろう。

 

こんな狭いベランダの、
植木鉢のちっぽけな世界にも、
生物たちの営みがある・・・。

コメント


生き物が生き物を呼ぶんですわ。

逆に
何にも無いところには、
何にもこない
ということでしょう。

そういう意味では、
命は繋がっているのね。


ゲノムのなせる業なのか。

>もとぴ

>生き物が生き物を呼ぶんですわ。

まさにそのとおりなのでしょうね。
うちのベランダに何もなければ、
こういう出会いもなかったでしょう。


ベランダでは、春に咲いていた雑草が枯れましたが、
枯れ草にはちゃんと種がついています。
そのうち地面にこぼれるでしょう。
来春も新たな命と出会えそうです。

ゴーヤーやアサガオも1日数cmという
目に見えるスピードで生長しています。

自然の生命力ってすごいです。

>自然の生命力。

 当たり前のことが当たり前である。
当たり前のことを当たり前にする。

 「全う」という言葉がふと浮かびます。その原点なのかもねー。

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